Caretta BLUE OCEAN XMAS 2006-2016

Caretta BLUE OCEAN XMAS 2006-2016

2006年 DSA賞受賞. 2007年 DSA賞受賞. 2008年 DSA賞受賞. 2009年 DSA賞受賞. 2010年 DSA賞受賞
デザイン設計・施工:株式会社AXIS

 葉加瀬太郎氏プロデュース『OCEAN Dream〜果てなき夢〜』の音楽構成に添ったストーリーとイルミネーションとを連動させ、幻想的な海の世界を創出。オープニングでは夜明け前の澄んだ空気が広がる海面の凪と朝霧を、LED調光制御プログラムとスモークマシンで表現した。

 太陽が水平線からのぼり、徐々に海面が明るくなっていく。船を漕ぎ出し海を進む小刻みなビート感を感じさせるLEDの波の動き。大海原を抜け、珊瑚の海、海中へとシーン転換する光の海。ロマンチックで優雅な曲に合わせて、珊瑚のツリーまわりを回遊する人魚たちを紫やピンク系の照明で照らし出す。ツリーを中心に縁を描くように表現した。また、ツリー周辺には珊瑚の花をモチーフにした照明器具を散りばめ、吹き出すシャボン玉、レーザー光線などを組み合わせて海底深くの神秘的な世界をカレッタ汐留に創り出した。

 2006年夏、それは一枚の青い海のスケッチからはじまった。昔は海だった汐留地区。「カレッタ汐留」の”カレッタ”は、アカウミガメの学名"Caretta Caretta"に由来する。「カレッタ広場の床一面に大海原の青世界を作り出し、その中を悠々と泳ぐように人々に歩いてもらおう。」そんな青い海のイメージを胸に、誰も想像しなかった新たなイルミネーションの可能性に挑戦しようと考えた。

2006年冬、ついにCaret BLUE OCEAN Xmasが誕生した。
雅楽師、東儀秀樹によるオリジナル楽曲『BLUE OCEAN』に合わせ、音と光のプログラムショーが開幕。
本番当日はパブリシティ効果の甲斐もあって驚くほどの観客が押し寄せ、予想を遥かに超える大反響の入場者数を記録した。

 かつては海だった汐留地区。たくさんの色鮮やかな魚たちや珊瑚礁。大海原の波しぶき、深海に潜む海の神秘。様々な相貌を見せる海。その壮大な海をめぐる私たちの果てなき夢は、終わりを見ることはない。BLUE OCEANはイルミネーションの新しい活路を切り開く出発点にもなっている。

高嶋ちさ子と12人のヴァイオリニストによるオリジナル楽曲『BLUE FOREST』に合わせ、音と光のプログラムショーが開幕。青い森をイメージした、神秘的な光の演出が来客者を楽しませた。